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手遅れになる前に… カキ養殖に忍び寄る気候変動の影響

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水揚げされたカキ=東広島市で2012年10月1日午前9時40分、竹内紀臣撮影
水揚げされたカキ=東広島市で2012年10月1日午前9時40分、竹内紀臣撮影

 日本のカキ養殖の現場で気候変動の影響が表れ始めている。二酸化炭素(CO2)濃度上昇に伴う「海洋酸性化」が進行し、一時的にカキの生育に適さないレベルに達していることが初めて確認されたと北海道大の研究者らのチームが発表した。今のところカキの生育への影響はみられないが、関係者は観測と対策の重要性を訴えている。

 「海洋酸性化はじわじわと進行している現象で、『気づいたときには手遅れ』となってしまうことが怖い」。日本のマガキ生産額の約8割を占める宮城、岡山、広島の3県の養殖海域での調査や分析に参加した藤井賢彦・北海道大准教授(環境科学・海洋学)は話す。

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