「当たり障りのない言葉は懲り懲り」 障害者の魂の叫びが歌に

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シンガー・ソングライターのyu-kaさん(右)と佐藤栄男さん=神戸市兵庫区で2022年3月16日、菱田諭士撮影
シンガー・ソングライターのyu-kaさん(右)と佐藤栄男さん=神戸市兵庫区で2022年3月16日、菱田諭士撮影

 障害が異なる男女が出会って1曲の歌が生まれた。発達障害と診断された神戸市在住のシンガー・ソングライター、yu-ka(ゆうか)さん(29)が、重度脳性まひの佐藤栄男(しげお)さん(46)=同市兵庫区=が17年かけてまとめた自分史を基に作詞・作曲した。「当たり障りのない言葉でなでられるのはもう懲り懲り」「『障害者は生産性がない』と その言葉に僕は首を縦にふりかけて」――。魂の叫びとも言える重い言葉が訴えるものとは。

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