特集

学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

特集一覧

学術会議、会員推薦ではない独自候補増へ 次期会員改選で方針

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
日本学術会議の総会で会員の任命拒否問題について議論する会員ら=東京都港区で2022年4月18日午前10時18分、鳥井真平撮影
日本学術会議の総会で会員の任命拒否問題について議論する会員ら=東京都港区で2022年4月18日午前10時18分、鳥井真平撮影

 日本学術会議は19日に開いた総会で、2023年に半数が改選される会員(105人)の選考方針を決定した。会員が次期候補を推薦する方式を維持する一方、会員の推薦によらずに学術会議として独自に選ぶ候補者数を増やし、より幅広い人材を選ぶ。

 自民党のプロジェクトチームは20年12月に公表した提言で、会員が会員を選ぶ学術会議の方式について「同質的な集団が再生産される傾向がある」と指摘。方式を維持する場合でも第三者機関による推薦などを行うよう求めてい…

この記事は有料記事です。

残り333文字(全文554文字)

【学術会議任命拒否】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集