
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は終わりが見えていない。多くの避難民も生まれており、さまざまな支援が国際社会に求められている。遠く離れた日本で暮らす我々にできることは何なのか。人道危機の中で、日本政府が果たす役割、NGOなど民間ができることを専門家と考えた。【聞き手・佐野格】
民間のスピード感重要 福井美穂 ピースウィンズ・ジャパン マネジャー
2月26日から10日間、ポーランドに入り、ウクライナとの国境付近で活動した。短期間に多数の避難民が発生したが、近隣国の初動対応で一時的な保護の対象とされ、法的支援を受けられていた。
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