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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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国民と維新、参院選の京都・静岡で相互推薦 立憲「宣戦布告だ」

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記者会見に臨む(奥左から)日本維新の会の藤田文武幹事長、馬場伸幸共同代表、国民民主党の前原誠司選対委員長、榛葉賀津也幹事長=国会内で2022年4月20日午後1時37分、竹内幹撮影
記者会見に臨む(奥左から)日本維新の会の藤田文武幹事長、馬場伸幸共同代表、国民民主党の前原誠司選対委員長、榛葉賀津也幹事長=国会内で2022年4月20日午後1時37分、竹内幹撮影

 国民民主党と日本維新の会は20日、夏の参院選京都選挙区(改選数2)と静岡選挙区(同)について、候補者の相互推薦に合意した。京都では国民民主が維新新人を推薦する。京都は立憲民主党の泉健太代表の地元。福山哲郎前幹事長が守る議席の維持に向け、国民民主の支援を当て込んでいた立憲内には衝撃が走り、他の選挙区での連携にも暗雲が垂れこめた。

 国民民主の前原誠司代表代行と榛葉賀津也幹事長、維新の馬場伸幸共同代表と藤田文武幹事長が20日、国会内で会談し、相互推薦に合意した。静岡では維新が国民民主系の無所属現職を推薦する。会談では、維新が重視する国会議員定数削減をはじめとする「身を切る改革」の実行などでも一致した。

 「共に力をあわせて政権交代を目指したい」。会談後の記者会見で、前原氏は維新との蜜月ぶりをアピールし、馬場氏も「一番ニアリー(近い)な政党は国民民主だ」と応じた。

 維新は京都を勢力拡大のための「最重要選挙区」(馬場氏)と位置づけ、新人を擁立。自民と立憲が持つ議席を巡り、共産も交えて争う展開になるとみられる。京都は伝統的に共産も強く、立憲にとっては国民民主の支援が得られないのは痛手だ。国民民主京都府連会長の前原氏は、福山氏について…

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【第26回参院選】

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