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カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を巡り、和歌山県議会は20日、国への区域整備計画の申請を反対多数で否決した。「地域活性化の起爆剤」として期待され、4期目の仁坂吉伸知事が主導した肝いり事業だったが、誘致を後押ししてきた最大会派・自民からも事業者の資金計画などを不安視する声が相次ぎ、波乱の結末を迎えた。
「最大の起爆剤を取られ、次なる成長因子を失った」。閉会後、記者団の取材に応じた仁坂知事は「国に提出しても恥ずかしくない段階まで仕上げたつもりだったが、時間が足りなかった。痛恨の極みだ」と無念さをにじませた。
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