シャッター落書き対策、切り札は子供たちの「笑顔」 鹿児島・天文館

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落書きされた萩寿司本店のシャッター=鹿児島県警提供
落書きされた萩寿司本店のシャッター=鹿児島県警提供

 鹿児島市の繁華街・天文館で落書き被害が相次いでいる。背景には新型コロナウイルス感染拡大の影響もあるとみられ、鹿児島県警によると、天文館などで2021年以降に少なくとも約70件の被害を確認した。店主らが消しては、また落書きされるいたちごっこ。起死回生への切り札は意外なものだった。

 南九州一の繁華街、鹿児島市の天文館地区。4月中旬の昼下がり、飲食店が並ぶ通りを歩くと、店の壁や配電盤には、キャラクターのような絵やローマ字、数字のサインなど、スプレーで描かれた不可解な落書きがあちこちで目についた。

 「今年だけで昨年1年間を上回る40件以上の落書きを消している」。商店主らでつくるボランティア団体「天文館安心・安全ラクガキ消し隊」の牧迫慎一さん(72)がため息をついた。落書きの上からペンキで塗り直したり、シンナーをかけて磨いたり。大きいものは消す作業に2時間程度要し、専門業者に頼めば数万円の費用がかかるという。

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