廷内に響く怒号 琉球遺骨返還、訴え届かず原告は涙

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琉球遺骨返還請求訴訟の判決を受けて記者会見する原告の亀谷正子さん(中央)、松島泰勝・龍谷大教授(右)、玉城毅さん=京都市中京区で2022年4月21日午後4時24分、川平愛撮影
琉球遺骨返還請求訴訟の判決を受けて記者会見する原告の亀谷正子さん(中央)、松島泰勝・龍谷大教授(右)、玉城毅さん=京都市中京区で2022年4月21日午後4時24分、川平愛撮影

 「遺骨返還の声を無視し続けた京都大の姿勢を、司法が追認したに等しい」――。昭和初期に旧京都帝国大(現京都大)の研究者が沖縄県今帰仁(なきじん)村の「百按司墓(むむじゃなばか)」から持ち出した遺骨の返還を巡る訴訟で、住民側の請求を棄却した京都地裁判決。訴訟の先頭に立ってきた松島泰勝・龍谷大教授(地域経済論)は判決後の記者会見で涙を見せ、「遺骨が元の島に戻るまで闘っていきたい」と語った。

 「学知の植民地主義」。沖縄県石垣島出身の松島教授は、この言葉を掲げて闘ってきた。そこには二つの意味を込めていた。

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