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お相撲さんの第二の人生 高齢者と手を取り合って 東京・介護事業所

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デイサービス花咲のスタッフ。左から阿嘉宗彦さん(元前頭・若ノ城)、中板秀二さん(元幕下・駿馬)、山田裕三さん(元前頭・若兎馬)、シリウス社長の上河啓介さん(元十両・若天狼)=東京都墨田区太平で2022年4月12日午後0時32分、藤倉聡子撮影
デイサービス花咲のスタッフ。左から阿嘉宗彦さん(元前頭・若ノ城)、中板秀二さん(元幕下・駿馬)、山田裕三さん(元前頭・若兎馬)、シリウス社長の上河啓介さん(元十両・若天狼)=東京都墨田区太平で2022年4月12日午後0時32分、藤倉聡子撮影

 東京都墨田区太平の介護事業所「デイサービス花咲(はなさき)」。利用定員は10人の小規模な食堂兼機能訓練ルームで、堂々たる体格の男性スタッフ3人が働く。全員が大相撲の元力士だ。昼食時には食欲をそそる、ちゃんこの香りが漂う。両国国技館にも近い下町で、お相撲さんたちが高齢者をケアする「花咲」は、開設10年目を迎えた。

 「花咲」の責任者、中板秀二さん(40)は、元幕下の駿馬(しゅんば)。介護の仕事に就いて3年になる。ストレッチやじゃんけんなどレクリエーションの指導では、物腰の柔らかさと丁寧な言葉遣いが印象的だ。うまく参加できない高齢者にも、さりげない心配りを見せる。「付け人を長く務めたので、その経験が役に立っています」と話す。

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