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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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ウクライナ侵攻 ロシア文学者・亀山郁夫さんの見方 後編 ロシア人に潜む受動性

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ウクライナ侵攻に反対するデモに参加し、ロシア警察に拘束される女性=ロシアのサンクトペテルブルクで3月2日、AP
ウクライナ侵攻に反対するデモに参加し、ロシア警察に拘束される女性=ロシアのサンクトペテルブルクで3月2日、AP

 ロシア文学者で名古屋外国語大学の亀山郁夫学長は、ウクライナ侵攻をどう見ているのか。ロシアのプーチン大統領の「夢」を読み解いた前編に続き、後編では、こうした政治家を生み出したロシアの風土について語った。

 ――「ロシア文学者をやめようと考えた」ことがあったと。きっかけを教えてください。

 ◆2014年7月にマレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で撃墜され、乗客全員が死亡した事件です。この事件で、乗客、クルー合わせて298人もの命が失われました。

 撃墜したのは、むろん親露派武装勢力です。その事実を知ったとき、頭から血が引きました。「民間人、それも子どもの命をも犠牲にしてまで、押し通さねばならない正義があるのか」と絶望したのを覚えています。

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【ウクライナ侵攻】

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