ウクライナ侵攻

避難暮らし、法の壁 医療・期間・支援金、手探り 娘頼り福岡に

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福岡市に到着し、在留資格の変更手続きをするシデンコ・イリーナさん(中央)と夫のウラジミールさん(左)。右は通訳する次女の黒川カリーナさん=福岡市博多区で2022年4月19日午後2時11分、津村豊和撮影
福岡市に到着し、在留資格の変更手続きをするシデンコ・イリーナさん(中央)と夫のウラジミールさん(左)。右は通訳する次女の黒川カリーナさん=福岡市博多区で2022年4月19日午後2時11分、津村豊和撮影

 自治体や民間団体などによるウクライナからの避難民の受け入れが進んでいる。出入国在留管理庁によると、16日現在で日本への避難民は649人。ただ、難民受け入れに消極的な日本では近年、これほどの規模の外国人を一挙に受け入れた経験がない。加えて避難民について定めた法律もないため、支援は手探り状態だ。識者は「避難民の権利が明確ではない」と指摘する。

 ロシアの侵攻で激しい戦闘が続くウクライナ東部ドンバス地方のドネツク州スラビャンスクから避難してきたシデンコ・ウラジミールさん(65)と妻イリーナさん(66)が19日、福岡市南区で暮らす娘の黒川カリーナさん(39)と再会した。侵攻後は砲撃音で自宅が揺れ、爆撃を知らせるアラート音で眠れぬ夜を過ごした。命からがら逃げだし、数年ぶりに会った娘や孫らに囲まれて安堵(あんど)の表情を見せた。

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