ゼレンスキー氏「ロシア、他国占領も」 黒海沿岸の制圧意図を警戒

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演説するゼレンスキー大統領=キエフで2022年4月22日、ウクライナ大統領府提供・AP
演説するゼレンスキー大統領=キエフで2022年4月22日、ウクライナ大統領府提供・AP

 ロシアの侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領は22日、「ロシアのウクライナ侵攻は始まりに過ぎない。ロシアは他の国も占領しようとしている」と警告した。ロシア軍幹部は同日、軍事作戦の「第2段階」は、ウクライナ南部の制圧も「任務の一つ」と発言し、実現すれば親露派が実効支配するモルドバ東部の「沿ドニエストル共和国」へのアクセスを確保できるとの見通しを示していた。「第2段階」の戦略目標に、東部ドンバス地方だけでなく、ウクライナ南部からクリミア半島、モルドバ東部の親露派勢力支配地域に至る黒海沿岸の完全制圧まで含まれていることを示唆したもので、モルドバは強く反発している。

 ロイター通信などによると、ロシア中央軍管区のミネカエフ副司令官は22日、「ウクライナ南部を制圧すれば(モルドバ東部の親露派勢力が一方的に独立を宣言した)『沿ドニエストル共和国』へつながる道となる。そこでもロシア語系住民が弾圧されている」と表明した。ロイター通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は23日現在、この件についてコメントしていない。

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