忍は「外見実直、内面優れ」 山田・三重大教授 米国での調査、史料紹介 伊賀 /三重

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 三重大などの研究者らが語る2022年度の忍者・忍術学講座「忍者学研究の展開」(三重大伊賀サテライト伊賀連携フィールド主催)が23日、伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で始まった。三重大の山田雄司教授(忍者学)が米国議会図書館の所蔵史料調査の成果を紹介し、歴史ファンら約30人が聴講した。

 三重大と伊賀市、上野商工会議所の連携企画。新型コロナウイルス感染拡大の影響で対面講座は休止が続き、会場で聴講できるのは20年2月以来となった。

 山田教授らは19年8月、米国議会図書館を訪れて忍者関連の史料を調査した。米国の大学が収集したものや、第二次世界大戦直後に旧日本軍の所蔵品を米国側が接収した史料を確認。日本には現存しない史料も多く、忍者の実像に迫る記述がみられたという。

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