「父と決別」ルペン氏、継承した政権への執念 仏大統領選決選投票

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選挙活動中に市民との自撮りに応じるルペン氏=フランス北部サンレミシュルアブルで4月16日、AP
選挙活動中に市民との自撮りに応じるルペン氏=フランス北部サンレミシュルアブルで4月16日、AP

 フランス大統領選の決選投票が24日朝(日本時間同日午後)始まった。即日開票され、同日夜(同25日午前)には大勢が判明するとみられる。中道の現職、エマニュエル・マクロン大統領(44)と極右「国民連合」のマリーヌ・ルペン候補(53)の、前回2017年と同じ顔合わせだ。「エリート対庶民派」とも言われる対照的な2人の経歴を振り返る。

   ◇

 「誰もマリーヌ・ルペンとは一緒にいたがらなかった」

 ルペン氏はパリで暮らした自分の少女時代について雑誌にそう語っている。

 反ユダヤ主義の極右政治家、ジャンマリ氏(93)の三女として生まれた。父は左派が主流だった時代に国民連合の前身である「国民戦線」を設立し、移民排斥などを主張していた。周りからは「悪魔の娘」と言われ、嫌われた。…

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