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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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知床の不明船、同航路で昨年2回事故 国交省、24日にも監査

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事故を受けた対策本部会議で遊覧船事業者に対する監査などを指示する斉藤鉄夫国交相(中央)=東京都千代田区で2022年4月23日午後10時44分、木下翔太郎撮影
事故を受けた対策本部会議で遊覧船事業者に対する監査などを指示する斉藤鉄夫国交相(中央)=東京都千代田区で2022年4月23日午後10時44分、木下翔太郎撮影

 北海道・知床半島沖で遊覧船「KAZU Ⅰ(カズ ワン)」が浸水した事故を受け、国土交通省は23日夜、事故対策本部会議を開いた。斉藤鉄夫国交相は、同船から知床岬灯台の南西約14キロの海上で浸水したとの通報があったことを明らかにし「船や乗客の発見には至っていないと報告を受けている」と述べた。その上で「海上保安庁は引き続き人命救助を最優先に全力で捜索活動に当たり、海事局は今回の(事故の)遊覧船事業者に対する監査を早急に実施してほしい」と指示した。

 国交省は、海事局担当の大臣官房審議官をトップとする現地対策本部を設置。「KAZU Ⅰ」を運航する北海道斜里町の「知床遊覧船」に対し、24日にも海上運送法に基づく監査を行う方針だ。

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【知床観光船事故】

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