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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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「早く家族に会わせてあげたい」祈る捜索3日目の朝 知床観光船

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行方不明者の捜索のため出航準備をする漁師ら=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年4月25日午前5時48分、猪飼健史撮影
行方不明者の捜索のため出航準備をする漁師ら=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年4月25日午前5時48分、猪飼健史撮影

 行方不明者を何としても見つける――。北海道・知床半島沖で発生した観光船「KAZU Ⅰ(カズ ワン)」の事故から3日目を迎えた25日、海上保安庁から協力要請を受けた地元の漁師たちはこの日も早朝から、観光船が23日に出航したのと同じウトロ漁港(斜里町)から漁船を繰り出し、祈るような思いで捜索を始めた。

 25日の捜索作業に加わった漁師の山田正彦さん(65)は「今日は風が昼ごろから強くなる予報なので、時間との闘いになりそう。23日と同じように春先は風や波が急変することがあるので気を付けたい。(不明者を)早く家族に会わせてあげたい」と語った。別の男性漁師(63)は「行けそうだったら陸地にも上がって捜したい。生存者がいてほしいと願っている」と話した。

 また、25日午前9時からは斜里町内の宿泊施設で、海保が主体となり観光船を運航する「知床遊覧船」の社長も出席して、乗客の家族約30人に対する説明会が開かれた。同席した関係者によると、海保と国土交通省、町、知床遊覧船が捜索に関する現状報告などを行ったという。

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【知床観光船事故】

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