- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

熊本県高森町の第三セクター「南阿蘇鉄道」は2016年4月の熊本地震で被災し、今も一部で不通が続いている。「前震」から14日で6年。地震後に入社し、運転士となった玉目一将さん(28)は「地域の足となり、住民に誇りに思ってもらいたい」と語った。
地震前は立野(南阿蘇村)―高森(高森町)を結ぶ約18キロを1日15往復ほど運行し、通勤や通学に欠かせない交通機関だった。高さ約50メートルの鉄橋から見下ろす景色や四季で変化する沿線の草花は観光客を魅了した。
だが16年の地震で鉄橋やトンネルが損傷し、全線で約3カ月半運休。社員募集も取りやめに。被害の少なかった約7キロ区間で運行を再開したが、現在も1日3~5往復にとどまる。
この記事は有料記事です。
残り340文字(全文649文字)