夢は富山産スギの「和製ギター」 伝説の楽器職人親子が目指す音色

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富山県産のスギ材で作ったウクレレ=富山県射水市で2021年12月23日午後1時34分、高良駿輔撮影
富山県産のスギ材で作ったウクレレ=富山県射水市で2021年12月23日午後1時34分、高良駿輔撮影

 伝統的な合掌造り集落で知られる富山県南砺市の楽器メーカーで、県産のスギ間伐材を使って弦楽器を作るプロジェクトが進行中だ。既に小型のウクレレ作りが軌道に乗り、やがては優れた音色の「和製ギター」を生み出し、海外に売り込むのが目標。これらの楽器の材料は輸入材が一般的で、スギ材を使った弦楽器は非常に珍しい。富山でギター? なぜスギ材? わき起こる疑問を解き明かす鍵は、地元・五箇山で暮らす伝説のギター職人、そしてワシントン条約の規制にあった。

 富山市から高速道路を乗り継いで約1時間、岐阜県白川村との県境に近い南砺市の旧平村。冬は積雪数メートルにも達する豪雪地帯で、岐阜県の白川郷と並ぶ世界文化遺産「五箇山・相倉合掌造り集落」で知られる。

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