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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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「沈没しよるけん、今までありがとうね」 知床観光船から妻に電話

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行方不明者の捜索のため、知床岬の方角に進む漁船=北海道斜里町で2022年4月26日午前5時55分、貝塚太一撮影
行方不明者の捜索のため、知床岬の方角に進む漁船=北海道斜里町で2022年4月26日午前5時55分、貝塚太一撮影

 北海道・知床半島沖で乗員乗客26人を乗せた観光船「KAZU Ⅰ(カズ ワン)」が浸水した事故で、安否が分かっていない佐賀県有田町の70代男性が事故のあった23日午後、妻に「船が沈没しよるけん、今までありがとうね」と電話をしていた。男性は息子と製材所を経営し、かつては商工会の中心的存在だった。家族思いで知られ、親族らは「怖かっただろうに、あの人らしい」と涙を流した。

 「奥さんにお礼を言いたかったんだろう。優しい人だから」。男性の義弟(69)は寂しそうな表情を浮かべた。男性は地元商工会などで親しかったゴルフ仲間2人と乗船し、事故に巻き込まれたとみられる。

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【知床観光船事故】

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