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未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、流量や水質の悪化が懸念される大井川の水問題を話し合う県の地質構造・水資源専門部会が26日、県庁であった。JR東海は、掘削工事によってトンネル内に湧き出る水が県外に流出する問題に対応するため、水力発電用の取水量を抑制する新たな案を含む2案を提示した。【山田英之、深野麟之介】
専門部会は県の有識者会議にあたり、森下祐一・静岡大客員教授が水問題の部会長を務める。JRは工事中のうち約10カ月間、県内から山梨県側に最大500万トンの湧水(ゆうすい)が流れ出すと予測。県は湧水全量を県内に戻す「湧水全量戻し」をJRに求めている。
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