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藤井聡太

デビューから無敗のまま歴代最多29連勝を記録した藤井聡太。17歳11カ月でタイトルを獲得した「天才」が築く新時代とは。

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「ぶざまな将棋指さない」桐山九段の最終局 豊島九段ら弟子見守る

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弟子の豊島将之九段(左)から花束を贈られ笑顔の桐山清澄九段=大阪市福島区の関西将棋会館で2022年4月27日、新土居仁昌撮影
弟子の豊島将之九段(左)から花束を贈られ笑顔の桐山清澄九段=大阪市福島区の関西将棋会館で2022年4月27日、新土居仁昌撮影

 「56年間、現役を続けてこられたことは大変ありがたいと思っています」。将棋の桐山清澄九段(74)が27日、現役最後の対局を終えた。実に1954局の公式戦を指し、996勝958敗。1000勝の大台にはわずかに4勝及ばなかったが、勝ち星は歴代10位の大記録だ。2020年に順位戦C級2組からフリークラスに陥落後は、負ければ引退という将棋を2局連勝しての現役続行でもあった。終局後の記者会見では、晴れやかな笑顔を見せながらも、「ぶざまな将棋だけは指したくないという思いで指しました」と、プロ棋士の矜持(きょうじ)をのぞかせた。【新土居仁昌】

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【藤井聡太】

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