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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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会長選び混迷、消去法で芳野氏に /2

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「すべての働く者のために……」。春闘を控え、連合の「春季生活闘争中央討論集会」であいさつする芳野友子会長=東京都荒川区で2021年11月2日、大西岳彦撮影
「すべての働く者のために……」。春闘を控え、連合の「春季生活闘争中央討論集会」であいさつする芳野友子会長=東京都荒川区で2021年11月2日、大西岳彦撮影

 政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

 「参院選まで自民党幹部との食事は控えてください」

 今年3月、連合の芳野友子会長と自民党の麻生太郎副総裁の会食を受け、連合会長代行の松浦昭彦氏(UAゼンセン出身)、川本淳氏(自治労出身)が芳野氏と清水秀行事務局長(日教組出身)に苦言を呈した。

 2月に芳野氏らが自民の小渕優子組織運動本部長らと会食した際にも両会長代行は自重を促したばかり。その後も清水氏らは自民党の二階俊博元幹事長と芳野氏の食事を計画したが、さすがに連合内の反対で実現しなかった。

 芳野氏の「自民シフト」に不満を持つ連合関係者は「誰もが初の女性会長を引きずり下ろす悪者になりたくない」と指摘したうえで「芳野氏はそれが分かっていて、好き勝手にやっている」と批判する。

 連合は1989年、旧社会党系で官公労を中心とした総評と旧民社党系の民間労組を中心とした同盟が結集して発足した。政権交代可能な政治体制と「非自民、反共産勢力の結集」を掲げ、細川護熙政権誕生(93年)や旧民主党への政権交代(2009年)に大きな役割を果たしてきた。

 だが、かつて…

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【第26回参院選】

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