- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

認定NPO法人「キッズドア」(東京都)は、困窮家庭の子どもの大学進学に関し、2021年度に実施したアンケートの結果を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大後2回目の調査で、20年度より「受験校数を減らした」が9ポイント増えて67%となり、全体の46%が受験校数は「1校」と答えた。受験料の負担を抑えるため、複数校の受験を迫られがちな一般入試を避けて、推薦入試に絞ったケースも多いという。
キッズドアが運営する基金が、21年度に奨学金を支給した受験生と保護者を対象として3月にアンケートを実施し、601件の回答を得た。奨学金を支給した家庭は、96%が年収200万円以下で、84%がひとり親世帯。コロナ禍による失業や収入減などの影響を受けた家庭が46%だった。
この記事は有料記事です。
残り505文字(全文834文字)