神宮外苑再開発「樹木伐採は2本まで」 日本イコモス委が独自案

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日本イコモス国内委員会の神宮外苑再開発案について説明する、石川幹子・中央大学研究開発機構教授=都庁で
日本イコモス国内委員会の神宮外苑再開発案について説明する、石川幹子・中央大学研究開発機構教授=都庁で

 明治神宮外苑地区(新宿、港、渋谷区)のスポーツ施設を作り直し、高層ビルを新設するなどとする再開発計画案について、「日本イコモス国内委員会」は27日、樹木の伐採を2本にとどめる独自案を発表した。イコモスは、文化財の保護に関する活動を行っている国際NGO。

ラグビー場は現地建て替え

 事業者が作成した資料によると、再開発に伴う樹木の伐採が892本、移植は164本に及ぶ。これに対し、同委員会案は、秩父宮ラグビー場は現在の場所で建て替えるほか、神宮球場も…

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