母奪ったバス事故から10年 白バイ隊員、交通安全祈り献花へ

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白バイに乗る山瀬俊貴さん=太田市鳥山下町の太田署で2022年4月18日午後1時29分、西本龍太朗撮影
白バイに乗る山瀬俊貴さん=太田市鳥山下町の太田署で2022年4月18日午後1時29分、西本龍太朗撮影

 群馬県藤岡市の関越自動車道で2012年4月、乗客7人が死亡し、38人が重軽傷を負った高速ツアーバス事故は29日、発生から10年を迎える。「10年という節目ではあるかもしれないが、昨日起きたことのように思い出すことも多い」。母直美さん(当時44歳)を亡くしたことを機に15年に群馬県警に就職した石川県出身の山瀬俊貴さん(29)は、今年も事故の発生時刻に合わせて現場に花を手向け、交通安全を祈る。

 山瀬さんは当時、岐阜県内の大学に通い、1人暮らしをしていた。JR金沢駅発東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)行きの高速ツアーバスが道路左脇の防音壁に衝突し、多数の死傷者が出ているとの情報はニュースで知った。「母もよく利用するバスだが、その時はまさか乗っているとは思わなかった」と振り返る。

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