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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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国交相「条件付き運航あり得ない」 知床観光船事故で批判

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「KAZU Ⅰ」=運航会社のウェブサイトから
「KAZU Ⅰ」=運航会社のウェブサイトから

 北海道・知床半島沖で乗客乗員計26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズ ワン)」が行方不明になった事故を受け、国土交通省は28日、有識者による事故対策検討委員会を設置した。同船は事故当日の23日、海が荒れたら引き返す「条件付き運航」として出航しており、斉藤鉄夫国交相は28日の閣議後記者会見で「あり得ない」と批判。委員会で小型船舶の旅客輸送の安全対策を再検討する。

 一方、知床半島付近の海上で28日、新たに3人が見つかった。第1管区海上保安本部によると、全員男性で意識はなく、ライフジャケットを着用していたという。事故ではこれまでに26人のうち11人の死亡が確認されている。

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【知床観光船事故】

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