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行動制限なしのGW 観光業からは歓迎も…派生型の広がりに懸念

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大型連休前に改めて感染予防対策の徹底を訴える、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=東京都千代田区で2022年4月27日午後3時12分、原田啓之撮影
大型連休前に改めて感染予防対策の徹底を訴える、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=東京都千代田区で2022年4月27日午後3時12分、原田啓之撮影

 29日から行動制限のかからないゴールデンウイーク(GW)が3年ぶりに始まる。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光業界からは連休を歓迎する声が聞かれる一方、専門家の間には人の往来で再び感染が広がりかねないとの警戒感もうかがえる。

昨年の大型連休、感染止まらず

 全国の新規感染者数は、一時1日10万人を超えた「第6波」に比べ、都市部を中心に減り続けているが、1日平均4万人前後で推移している。感染状況は高止まりしており、過去最多の感染者数を記録する地域もある。GW前の27日に開かれた厚生労働省に感染状況の分析を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」の会合後、脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で「(デルタ株が猛威を振るった)昨夏の状況よりも高い状況が続いている」と感染対策が緩むことにクギを刺した。

 昨年のGW後は感染拡大が止まらず、緊急事態宣言の適用地域を拡大した経緯がある。流行株の違いやワクチン接種の進み具合など状況の変化はあるものの、今年は人の動きが活発になるのは確実で、脇田氏は「GWが感染を増加に向かわせることは間違いない」と警戒する。

 こうした中、政府の感染症対策を議論する有識者会議「新型コロナ対策分科会」は27日の会合で、GW後に感染急拡大した場合を想定した議論を開始。行動制限を求めるかどうかなどを組み合わせた4パターンの対策案…

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