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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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「トヨタショック」直撃、進む一体化 /3

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記者会見で衆院選への不出馬を表明した古本伸一郎氏(左)とトヨタ労組の西野勝義委員長=愛知県豊田市で2021年10月14日午後7時18分、酒井志帆撮影
記者会見で衆院選への不出馬を表明した古本伸一郎氏(左)とトヨタ労組の西野勝義委員長=愛知県豊田市で2021年10月14日午後7時18分、酒井志帆撮影

 政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

 「党派を超えて力を合わせることが必ずできる。世の中が強く求める課題があるのなら、与野党(対立)に意味はない」。衆院が解散した2021年10月14日、トヨタ自動車グループの労働組合でつくる「全トヨタ労働組合連合会(全ト連)」が支援する古本伸一郎前衆院議員(57)=現愛知県副知事=が同県豊田市で記者会見し、愛知11区に立候補せず7選への出馬を見送ると表明した。

 古本氏は、旧民主党政権下で財務政務官を務めるなど「民主王国愛知」の重鎮だったが、20年の新・立憲民主結党に参加せず、当時は無所属だった。愛知11区は、古本氏を含むトヨタ労組の組織内候補が約半世紀にわたり議席を守り続け、工場などで働く人の声を代弁してきた。古本氏の不出馬で野党は有力候補を失い、自民党が圧勝した。

 全ト連が与党との対立を避けた背景には、…

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【第26回参院選】

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