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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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「芳野氏は勘違い」 内部分裂の兆し /5

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連合主催の「新・共謀罪の取り下げを求める連合5.12院内集会」で気勢を上げる民進党の参加者たち=東京都千代田区の衆院第1議院会館で2017年5月12日午後0時36分、川田雅浩撮影
連合主催の「新・共謀罪の取り下げを求める連合5.12院内集会」で気勢を上げる民進党の参加者たち=東京都千代田区の衆院第1議院会館で2017年5月12日午後0時36分、川田雅浩撮影

 政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

 「労働運動と私の20年の歴史は自民党との闘いの歴史です。それは敗北の歴史でもあります。私たちの政治方針は私たちが人生をめちゃくちゃにした候補者たちの死屍(しし)の上にできています。自民党との連携は私の労働運動への侮辱です」

 2022年2月17日夜、連合の芳野友子会長が自民党の小渕優子組織運動本部長、森英介労政局長と東京都内で会食したことを受け、芳野氏の出身産別「ものづくり産業労働組合(JAM)」の安河内賢弘会長は、こうツイートした。

 安河内氏は、ツイートについて「選挙は政権と緊張関係がなければいけないし、自民党にすり寄るように見えるのは良くない。芳野さんへの批判というより、自分の産別の組合員に対して、自民に寄っていく方針に『俺は怒っている』と示す必要があった」と打ち明ける。

 22年度当初予算が成立した3月22日の参院予算委で、自動車総連出身の国民民主党、礒崎哲史氏が「予算案に賛成の立場から討論を行う」と発言。すると、自民党席から拍手とともに「良し!」とヤジが飛んだ。国会中継を見ていた自動車総連の元幹部は、思わず中継を消したという。

 元幹部は「自民の『上から目線』の声が…

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【第26回参院選】

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