デイサービス送迎車で行きたい所に 地域の足へ実用化目指す

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エムダブルエス日高の車椅子用リフト付き送迎車。オンデマンドの交通機関としての活用を目指す=ソーシャルアクション機構提供
エムダブルエス日高の車椅子用リフト付き送迎車。オンデマンドの交通機関としての活用を目指す=ソーシャルアクション機構提供

 デイサービスの送迎車を、「オンデマンド」の相乗り交通機関として活用する先進的な試みが群馬県で進んでいる。お年寄りが身近な病院やスーパーなどへの送迎を依頼すると、情報通信技術(ICT)を使って複数の利用者や目的地を効率的に巡るコースを瞬時に組み立て、近くを走る車を配車する。事業所の垣根を越えた運用も試行しており、「お年寄りのための新たな地域の交通網になれば」と関係者は意気込む。

 始めたのは介護会社「エムダブルエス日高」(高崎市)。群馬県内でデイサービス12カ所を運営し、車椅子用リフト付き送迎車計約200台を保有する。2016年から、「福祉Mover(ムーバー)」と名付けた自社開発の配車システムの運用を始めた。全車両の位置をリアルタイムで把握して送迎のコース作成を自動化し、大幅な省力化を実現した。車椅子の使用や要介護度など、各利用者の特性も加味して組み合わせる。

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