基準値超のクロソイ、福島第1原発の港湾内に生息か 国が報告

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東京電力福島第1原発。右から1号機、2号機、3号機、4号機=2月、本社ヘリから
東京電力福島第1原発。右から1号機、2号機、3号機、4号機=2月、本社ヘリから

 福島県沖で捕ったクロソイから国の基準(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されるケースが相次いだ問題で、国の水産資源研究所は28日、「東京電力福島第1原発の港湾内に生息していた可能性が高い」とする研究結果を、この日の県漁連組合長会議で報告した。第1原発の港湾内にいたものではないかとみられていたが、科学的に裏付けられた形だ。

 沖合では2021年2月~22年1月にかけて3件、基準値を超えるクロソイが捕れた。研究では、魚の頭部にある「耳石」と呼ばれる器官に含まれる元素が代謝されずに残ることに注目。基準値超えの3検体の耳石を調べた結果、通常レベルを超える放射線が計測された。

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