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第70回黒鷲旗バレー

4月30日~5月5日に開催される第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会を全試合無料でLIVE配信します。

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「ウクライナ出身・ロシア国籍」で五輪金 ムセルスキー秘めた胸中

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黒鷲旗大会の中大戦の第2セット、スパイクを決めるサントリーのムセルスキー=丸善インテックアリーナ大阪で2022年4月30日、滝川大貴撮影
黒鷲旗大会の中大戦の第2セット、スパイクを決めるサントリーのムセルスキー=丸善インテックアリーナ大阪で2022年4月30日、滝川大貴撮影

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に心を痛めながら、コートに立ち続けている。バレーボール男子のドミトリー・ムセルスキー(33)=サントリー=はウクライナで生まれ、ロシア代表としてオリンピックで金メダルを獲得した。「紛争は誰のためにもならない」。複雑な胸の内を聞いた。

「平和であってほしい気持ちは一緒」

 ムセルスキーはウクライナ東部ドネツク州のマキエフカ出身。2005年にバレー強豪国のロシア国籍を取得した。218センチの長身から打ち下ろす強烈なスパイクが持ち味で、12年ロンドン五輪でロシアのエースとして金メダル獲得に貢献した。「日本代表のプレーを見て、短い期間に成長していて面白い」と感じ、18年夏にVリーグのサントリーに加入。現在は妻子も日本にいるという。

 ロシアのウクライナ侵攻は、ムセルスキーにも影響が及んだ。「一緒にプレーしてきたウクライナの友人で仲良く連絡をしてくれる選手もいて、現地の情報を教えてくれる」と語る一方、侵攻開始後は「話したくない」と言う友人もいるという。「正直に言えば、ウクライナの友達には複雑な思いがある。元々、ウクライナ国籍だった自分がロシアに国籍変更することに納得してくれない友達もいた」。複雑な関係が長く続く両国の歴史的経緯…

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【第70回黒鷲旗バレー】

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