棚田遺産に8カ所 県内6市町、農水省選定 景観維持、地域づくりなど評価 /山口

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水が張られて鏡のような水田の向こうに漁船のいさり火がともる幻想的な光景が楽しめる東後畑の棚田
水が張られて鏡のような水田の向こうに漁船のいさり火がともる幻想的な光景が楽しめる東後畑の棚田

 農林水産省が選定した「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に、長門市の東後畑の棚田や周南市の大道理鹿野地の棚田など県内4市2町の8カ所が入った。昔ながらの景観を維持する棚田の保全や、棚田を活用した地域づくりへの取り組みなどが評価された。

 この制度は、1999年の「棚田百選」(134地区)から20年以上がたったことなどを踏まえ、改めて優良な棚田を認定する取り組み。2月に選考委員会が開かれ、全国271地区が選ばれた。

 東後畑の棚田は、眼下に日本海が広がる美しい景観が魅力の人気スポットで、「百選」に続いて認定された。海から棚田に吹き込む霧や風に含まれる微量ミネラルと鉄分を多く含む赤土の土壌で、脈々と米作りを受け継いできた。また耕作放棄された棚田を、この土壌に適したハーブを植えて再生させ、新たなにぎわいを創出するイベント「棚田ハーブマルシェ」も催している。

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