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入管・難民問題

国外退去処分になった外国人の入国管理施設での扱いが注目を集めています。難⺠に厳しいと言われる日本。人権は守られている︖

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入管収容で寝たきりに 男性の手術など求めオンライン署名開始

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ネパール人男性への適切な医療措置を求める署名活動について記者会見する支援者たち=長崎市で2022年4月26日午後4時28分、長岡健太郎撮影
ネパール人男性への適切な医療措置を求める署名活動について記者会見する支援者たち=長崎市で2022年4月26日午後4時28分、長岡健太郎撮影

 大村入国管理センター(長崎県大村市)に収容されたネパール人男性(39)が、股関節の骨が壊死(えし)する病気で苦しみながら十分な治療が受けられていないとして、支援団体「大村入管のラムさんを支援する学生・市民の会」が手術など適切な医療措置を求めるオンライン署名活動を始めた。キャンペーンサイト「Change.org」(チェンジ・ドット・オーグ)で呼び掛けている。

 「前よりもどんどん症状が悪くなっていてしんどい。すごく痛い。一日も早く痛みを取りたい」。男性の代理人の辻陽加里(ひかり)弁護士(福岡県弁護士会)らが長崎市で4月26日に開いた記者会見で、支援者が仮名で「ラムさん」と呼ぶ男性は電話を通じてこう訴えた。

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