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第1管区海上保安本部は2日、「知床遊覧船」の桂田精一社長と、事故後行方不明の豊田徳幸船長に対する業務上過失致死容疑で同社事務所などを家宅捜索した。荒天が予想される中、船からの通信が不安定な状態で運航を決行した疑いがあり、運航中止などの事故回避措置を講じなかった判断の妥当性が捜査の焦点になるとみられる。
業務上過失致死罪の成立には、事故を予見できたか(予見可能性)と、事故を防げたか(結果回避可能性)の立証が必要。桂田社長は4月27日の記者会見で、当日は天気が荒れる可能性を認識していたとしつつ、「船長と話し合い、海が荒れたら引き返す『条件付き運航』だった」と説明。通信手段は海上で圏外となることも多い携帯電話に頼っていたことが判明している。
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