万部おねり 極楽へ厳かに 5日まで、配信も 平野・大念仏寺 /大阪

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楽器を手にして練り歩く菩薩たち=大阪市平野区の大念仏寺で2022年5月1日午後1時38分、花澤茂人撮影
楽器を手にして練り歩く菩薩たち=大阪市平野区の大念仏寺で2022年5月1日午後1時38分、花澤茂人撮影

 融通念仏宗の総本山・大念仏寺(大阪市平野区)の伝統行事「万部おねり」が、3年ぶりに開催されている。極楽往生の様子を再現し菩薩(ぼさつ)たちが練り歩く「来迎会(らいごうえ)」と、阿弥陀(あみだ)経を1万部読む「万部会」が合わさった独特の法要で、今年は初めて動画投稿サイト「ユーチューブ」でのライブ配信にも挑んだ。5日まで。

 同寺の来迎会は南北朝時代、万部会は江戸時代中期に始まり、天明4(1784)年以来合わせて営まれ、大阪市の無形民俗文化財にも指定される。2020、21年は新型コロナウイルスの影響でお練りが中止となっていた。

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