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品川駅で第2の人生を出発 JR東日本、引退スラッガーの胸の内

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駅員として、利用者への案内業務を担当する丸子達也さん=JR品川駅で2022年4月25日午前11時2分、川村咲平撮影
駅員として、利用者への案内業務を担当する丸子達也さん=JR品川駅で2022年4月25日午前11時2分、川村咲平撮影

 6年間の社会人野球生活にピリオドを打ち、第2の人生をスタートさせたスラッガーがいる。丸子達也さん(28)。強打を武器に高校時代から注目を浴び、社会人野球の名門・JR東日本で活躍した。今年2月から、JR品川駅の改札窓口に立つ。胸の内を聞いた。

野球への情熱は消えていない

 「社業についてほしい」。昨年の都市対抗野球大会の1回戦でホンダ熊本(大津町)に敗れた後、浜岡武明監督との面談で「勇退」を通告された。丸子さんはこう明かす。

 「プロ野球選手の可能性が断たれた後は、(現役選手で)長くやりたいと思っていました。今までやってきた野球がなくなり、ひとつ欠けた気持ちになりましたが、新しい人生で何をしようかという楽しみな気持ちもありました」

 野球を続けたい気持ちがないと言えば、うそになる。それでも引退の道を選んだのは、野球の機会を与えてくれた会社に恩義を感じているからだ。都市対抗野球の本大会が開かれる東京ドームでは、新型コロナウイルスの感染が拡大する前は社員を中心に大応援が背中を押してくれた。「1年目に東京ドームの応援を生で聞いた時は、鳥肌が立ちました」

 JR東日本の堀井哲也前監督への感謝の思いもあった。「堀井さんは…

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