靴下の一貫製造目指す 「三笠」が綿花栽培開始 「日本一の産地 盛り上げる」 大和高田 /奈良

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綿花畑を背景に靴下の一貫製造について語る甘利茂伸社長=奈良県大和高田市市場で2022年5月2日、浜名晋一撮影
綿花畑を背景に靴下の一貫製造について語る甘利茂伸社長=奈良県大和高田市市場で2022年5月2日、浜名晋一撮影

 横浜市に本社を置く靴下メーカー「三笠」が、大和高田市市場で建設予定の新工場に隣接する畑で綿花の栽培を始めた。地域での持続可能な産業活性化を目指すことが目標。2024年末までに稼働する予定の工場では、靴下の原料となる綿花の栽培から靴下生産まで一貫した製造工程を実現する。

 同社は既に葛城市で奈良工場を稼働。さらに甘利茂伸社長(59)の母親の実家が大和高田市に隣接する広陵町の靴下メーカーだったこともあって、同市での事業展開を決めた。

 大和高田市周辺は江戸時代から「大和木綿」の産地として知られ、靴下生産では国内屈指の規模を誇る。三笠は新工場の敷地に隣接する田んぼ約4000平方メートルを借りて、綿花を栽培する。収穫後の綿花は新工場で生産される靴下に使用され、将来的には素材から編み上げまでの全てを地域でまかなった靴下を発売する予定。また、地元で働きたいという若者を増やそうと、工場を「オープンファクトリー」として開放し、地域の学校な…

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