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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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漁業者の一斉捜索終了 不明者発見「できず残念」 知床観光船沈没

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行方不明者の捜索を終えて、ウトロ漁港に引き揚げて来た漁師ら=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年5月5日午後3時3分、宮武祐希撮影
行方不明者の捜索を終えて、ウトロ漁港に引き揚げて来た漁師ら=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年5月5日午後3時3分、宮武祐希撮影

 カズワンの沈没事故以降、地元漁業者らが続けてきた一斉捜索が5月5日で終了した。第1管区海上保安本部網走海上保安署の要請を受け、ボランティアで協力してきたが、定置網漁が6日から本格化することから打ち切りを決めた。

 民間船舶の一斉捜索最終日となった5日の朝、漁船4隻がウトロ漁港(北海道斜里町)を出港する際に、行方不明者の家族が感謝を伝えに来たという。結局、不明者は見つからず一斉捜索はこの日で終わったが、漁業者らは今後も漁の合間に各自で自主捜索する。

 5日午後、捜索から戻った漁業の古坂彰彦さん(63)は「一人でも多く見つけてあげたかったが、できずに残念」と話した。また、海難救助のため地元漁業者でつくる斜里救難所の米沢達三・救助長(68)は「ロシア(の実効支配領域)との境界ぎりぎりまで捜索してきた。一日も早く家族に会わせてあげたいという思いでやってきたのだが……」と悔しさをにじませた。

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【知床観光船事故】

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