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弱小から強豪へ・神大水泳部

 創部90年を迎えた2020年に日本学生選手権女子総合で初優勝した神大水泳部。大学構内のプールは25メートル短水路のみという恵まれない環境の中で、翌21年も連覇した進化の過程に迫る。

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/3 「飲みサー」をシード校に 「更地」覚悟の再出発 /神奈川

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連覇を報告する横浜市役所への表敬訪問の際に、過去の「飲みサー」時代について語る神大水泳部の舟橋道成監督(左)=同市役所で2021年11月
連覇を報告する横浜市役所への表敬訪問の際に、過去の「飲みサー」時代について語る神大水泳部の舟橋道成監督(左)=同市役所で2021年11月

 25メートルプールの反対側にビール缶を置き、6人でスタート。着いたら一気飲みして戻る。1位は抜けられるが、残り5人は再チャレンジ。遅いほど飲酒量が増えていく--。今では信じがたい光景が、かつて神奈川大の男子水泳部で繰り広げられていたという。

 そんなエピソードが語られたのは2021年11月の横浜市役所。舟橋道成監督(50)が、林琢己副市長に、競泳日本学生選手権(インカレ)の女子総合で20、21年と2連覇したと報告した時だ。

 インカレの上位8校は翌年も出場できる「シード校」となる。関東の大学の水泳部はシード校の下に成績順に1~2部(各部9校、男子は4部まで)に分かれ、それぞれの下位と上位各2チームが入れ替わる。神大の男子水泳部は4部の時期が長く、いつしか「飲みサー(飲み会サークル)」(舟橋監督)と化していた。その脱却を目指したのが、自身も学生時代に「飲みサー時代」を経験した舟橋監督だ。

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