「ゲリマンダー」変えた若者 「連邦法で政治家の関与禁止を」 アメリカン大 D・ルブリン教授の話

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米アメリカン大学のデビッド・ルブリン教授=同大提供
米アメリカン大学のデビッド・ルブリン教授=同大提供

 米国では2021年から、20年の国勢調査に基づく区割り変更が進められている。新たな区割りは22年11月の中間選挙から10年間適用される。米国政治に詳しいアメリカン大学のデビッド・ルブリン教授に今回の区割りの分析を聞いた。

 今回の区割りでは、今後10年間に民主、共和両党間で接戦になりそうな選挙区が減り、どちらかの政党に極端に有利な選挙区が増えた。特に共和党は、州議会の多数派を占める州で、地盤である郊外部と民主党が伸びている都市部を切り離し、共和党が安泰な選挙区を多く作った。民主、共和両党の得票数が同じ水準だとしても、区割りが有利な共和党が多数派を握りやすい状況だと言える。

 もう一つの特徴は、州議会主導で決めた区割りに関して、州裁判所がゲリマンダーを認めない判断を相次いで出したことだ。例えば、南部ノースカロライナ州では共和党、東部メリーランド州では民主党によるゲリマンダーに裁判所が待ったをかけた。

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