あの町の逸品

秋田市 ボダッコ(紅鮭) 食感柔らか、独特塩味 ご飯との相性、抜群

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「ボダッコ」(紅鮭)を手にする加藤本店の加藤真さん=秋田市の「秋田市民市場」で2022年4月26日、工藤哲撮影
「ボダッコ」(紅鮭)を手にする加藤本店の加藤真さん=秋田市の「秋田市民市場」で2022年4月26日、工藤哲撮影

 JR秋田駅から徒歩圏内にあり、秋田市民の食を支えてきたのが「秋田市民市場」だ。中央にある海産物店「加藤本店」の店頭に、赤々としたサケが並ぶ。市場で「地元の味」として長く愛され、秋田を代表する食としてふるさと納税の返礼品にもなっているのが通称「ボダッコ」(紅鮭)だ。口にすると、柔らかい食感と独特の塩味が漂う。

 ボダッコの言葉の由来は諸説ある。一つは、塩鮭の身がボタンの花のように鮮やかな色をしており、それに秋田弁「ッコ」をつけたという説。あるいは、いろりやかまどにくべる木切れの「ほだ木」に似ているから、とも言われる。「ボダ、けれ」(ボダッコ、ちょうだい)。市場ではこんな言葉が交わされる。斜めに切るのではなく、四角く切るのも秋田流だ。

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