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滝野隆浩の掃苔記

社会部・滝野隆浩専門編集委員のコラム。

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滝野隆浩の掃苔記

死後手続きデジタル化

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 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 埼玉県入間市とライフエンディングテクノロジーズ(東京都港区)が昨年末、「死後の行政手続のデジタル化推進に関する協定」を全国で初めて締結した。配偶者や親が亡くなった際の、あの煩雑な手続きがインターネット経由で簡素化されるという。朗報だろう。

 死亡から納骨までに必要なのは(1)医師が記入する死亡診断書(2)役所でもらう火葬許可証(3)火葬後に火葬場で渡される埋葬許可証――の3書類。すべて「紙」の書類で提出することになっていて、葬儀社の社員が代行することが多いものの、役場まで遠かったり窓口で待たされたりでたいへんな手間である。

 また霊園や寺で保管してあるはずの埋葬許可証は、管理がずさんだったり寺が火事になったりして見つからない場合もあるという。最近増えてきた「改葬(墓の移転)」の際は埋葬元から証明書を出してもらえばいいが、埋葬の事実に関する公的な文書は厳格に保存されるべきだろう。

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