本因坊獲得へ 一力遼棋聖「対局、光栄」 七番勝負10日開幕

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
一力遼棋聖=東京都千代田区の日本棋院で2022年4月12日、和田大典撮影
一力遼棋聖=東京都千代田区の日本棋院で2022年4月12日、和田大典撮影

 本因坊文裕(もんゆう)(32)=井山裕太九段=に一力遼棋聖(24)が挑戦する第77期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社・日本棋院・関西棋院主催、大和証券グループ協賛)は10日、金沢市の金渓閣で開幕する。文裕は前期、二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=と並ぶ歴代1位の10連覇を達成。今期は前人未到の11連覇を目指す。一方、初挑戦の一力は棋聖に続く3大タイトルの本因坊獲得を狙う。本因坊のほか、名人、王座、碁聖の4冠を保持する文裕と、序列1位の棋聖を持つ一力との対決はまさに「頂上決戦」となる。注目のシリーズ開幕を前に、一力に意気込みなどを聞いた。【武内亮、新土居仁昌】

2日制のタイトル戦には慣れてきた

 ――初の本因坊挑戦となりますが、改めて心境を教えてください。

 ◆本因坊戦リーグは、名人戦や棋聖戦と並行して行われ、大変な戦いでした。全勝の余正麒八段を追いかける形になり、星の上では厳しかったですが、何とかプレーオフに持ち込み、そこで勝って挑戦権を獲得できて光栄に思います。

 ――今年の棋聖戦はフルセットの戦いになりましたが、2日制のタイトル戦で初めて本因坊文裕(井山裕太九段)に勝ちましたね。

 ◆挑戦権獲得までの間、碁聖や天元を失うなど、なかなか挑戦手合で結果が出せない状態が続いていました。自分の中でかみ合っていない部分があったので、…

この記事は有料記事です。

残り1853文字(全文2424文字)

関連記事

あわせて読みたい

ニュース特集