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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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侵攻「唯一の正しい決断」 プーチン氏、演説で正当化 戦勝記念式

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戦闘車両に乗って赤の広場をパレードするロシア軍の兵士ら=モスクワで2022年5月9日、前谷宏撮影
戦闘車両に乗って赤の広場をパレードするロシア軍の兵士ら=モスクワで2022年5月9日、前谷宏撮影

 ロシアのプーチン大統領は9日、第二次世界大戦の対独戦勝記念式典で演説した。今年2月に始めたウクライナへの「特別軍事作戦」について「必然的で時宜を得た、唯一の正しい決定だった」と正当性を訴えた。ウクライナと米欧によって「絶対に受け入れられない脅威が我々の国境で直接、作り出されていた」と主張。「ロシアは予防的に侵略者を撃退した」と述べた。

 プーチン政権は、前身の旧ソ連が第二次大戦でナチス・ドイツに勝利した9日の記念日を「ナチスから解放した日」とし、その記憶を国民統合の要と位置付ける。ウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」と断定し、今回の侵攻を「ウクライナのナチス主義者から人々を守る」ことを名目とした「特別軍事作戦」としている。

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