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第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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名人戦第3局の逆転劇「斎藤八段が華麗に決めた」 及川七段解説

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2日目が始まった第80期名人戦七番勝負第3局。盤上を見つめる挑戦者の斎藤慎太郎八段=福岡市中央区の「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」で2022年5月8日午前8時51分、平川義之撮影
2日目が始まった第80期名人戦七番勝負第3局。盤上を見つめる挑戦者の斎藤慎太郎八段=福岡市中央区の「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」で2022年5月8日午前8時51分、平川義之撮影

 福岡市の「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」で7、8の両日指された第80期名人戦七番勝負第3局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、九州電力、QTnet協力)は、挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)が繰り出した渾身(こんしん)の勝負手、△2五桂が渡辺明名人(38)の読み違いを誘い、劣勢に立たされていた斎藤が逆転勝利をもぎ取った。解説の及川拓馬七段は「2日目夕方まで互角が保たれ、今期七番勝負で一番内容の濃い戦いだった。名人のミスをとがめた斎藤八段が、残り時間が少ない中、華麗な手で決めた」と振り返った。

 先にポイントを挙げたのは渡辺だった。及川七段は、渡辺が2日目午前中に指した▲4八玉(59手目)~▲7八飛(61手目)が「勝因になってもおかしくない手順だった」と指摘する。双方が攻めの手掛かりを探る難しい中盤戦が続く中、玉を戦場から遠ざけた上で攻め合いを挑んだ手順で、「先に攻める展開に持ち込んだ。夕方に斎藤八段が指した△1九角成(78手目)がやや甘い攻めで、渡辺名人が優位に立った」。

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【第80期名人戦】

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