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変わらない内海さんへ 2000投球回達成で記者が思ったこと

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【西武-日本ハム】先発し5回1失点と好投した西武・内海投手。通算2000投球回を達成した=ベルーナドームで2022年5月7日
【西武-日本ハム】先発し5回1失点と好投した西武・内海投手。通算2000投球回を達成した=ベルーナドームで2022年5月7日

 プロ野球・西武の内海哲也投手(40)が7日、日本ハム戦で今季初登板し、5回1失点の好投で通算2000投球回に到達した。史上92人目、現役投手では上位5番目の数字だ。西武移籍後の3年間は思うように数字を伸ばせず、今季から「コーチ兼任」となった135勝左腕のプロ19年目の「開幕」。昨季まで西武担当だった記者は、内海投手のある言葉を思い出していた。

 ベルーナドームのある埼玉・所沢は自然豊かな街だ。近年の大規模リニューアルを終え、子供も遊べる遊具も充実した。埼玉県内に住む記者は電車を乗り継ぎ通ったが、ゆうに片道1時間はかかる。その間は今後のライフプランなどを考えるのに最適な時間でもあった。もしかして、内海投手も同じだったのではないだろうか。そう思ったのは昨年4月下旬のインタビューでのやりとりが頭に浮かんできたからだ。

 巨人の生え抜きとして6度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献した功労者が、フリーエージェント(FA)で移籍した炭谷銀仁朗捕手の人的補償で、西武に加入したのが2018年オフ。その後2年間は故障と手術で我慢の日々を過ごしたが、迎えた3年目の昨季のコンディションは比べものにならないほど順調だった。2軍とはいえ、着実に成績も残していた。ただし、先発枠の関係で1軍の出番に恵まれていなかった。そんな折に、新型コロナウイルス下でのオンライン取材ではあったが、話を聞ける機会が巡ってきた。

 「結果を残しながらも1軍昇格できない歯がゆさのある状況に、ご自身の中でどうやって折り合いを付けているのですか?」。今思えば礼儀知らずな質問にも、…

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