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ロシア・ウラジオストクに生まれ育ったアンナ・リトビーノバさん(24)の話をしたい。
前回(4月26日)のコラムで、被爆ピアノによる平和ソング「リメンバー」の演奏動画を紹介した。その動画に添えられた英語、ウクライナ語、ロシア語の3カ国語の字幕のうち、ロシア語を担当したのがアンナさんだ。
「唯一の被爆国である日本から、核兵器反対と平和のメッセージを発信することは意味があります。ロシア人に少しでも伝わるよう字幕の言葉を選びました」という。
19歳で来日し、東京音楽大に入学。指揮専攻などで学び、昨春卒業した。ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを聞いた日の夜、じっとしていられず、東京・渋谷の反戦デモに参加した。以来、この2カ月半、毎週のようにデモや抗議集会に参加してきた。
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