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サントリー食品インターナショナル(東京都)は14日に「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」(長野県大町市)のブランド体験型施設をオープンする。製造工程を見学できるだけでなく、緑豊かな環境を楽しむことができる。【鈴木英世】
同工場は山梨県北杜市の「南アルプス」、熊本県の「阿蘇」、鳥取県の「奥大山」に続く同社第4の水源として2021年5月に生産開始した。最大で年1500万ケースの生産能力を持ち、「サントリー天然水<北アルプス>」を長野県のほか、北陸、東海エリアを中心に出荷している。太陽光や風力、水力などで発電された電気の使用やバイオマスボイラー導入などで同社初のCO2排出実質ゼロを実現するなど、環境に配慮している。
体験型施設では、雨や雪の形で地表に達した水が北アルプスの山々に染み込み、約20年たってからミネラルウオーターとしてくみ上げられることを映像などを通じて説明。水源地保護のための森林調査・整備活動、ペットボトルに植物由来の素材を使い、工場内で製造していることなど環境負荷低減の取り組みも紹介している。
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