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フランスのマクロン大統領は9日、ベルリンでドイツのショルツ首相と会談した。大統領再選後初の外遊先にドイツを選ぶことで、ロシアのウクライナ侵攻を巡り揺れる欧州を仏独が結束して守る姿勢を改めて確認した。
ショルツ氏は会談前の共同記者会見で「フランスは選挙で明らかに欧州を支持する判断を下した」とマクロン氏の訪問を歓迎した。また「我々は、ウクライナは欧州の一員であるという意見で一致している」とした上で、欧州の安全保障を構築するために、独仏の協力が必要だとの認識を示した。
マクロン氏も「欧州大陸で再び起きた戦争に立ち向かう。戦火の拡大から国民を守りつつウクライナの側に立つことが我々の挑戦だ」と強調。欧州連合(EU)加盟国だけでなく、ウクライナや英国など欧州の価値観を共有するEU非加盟国による新たな「欧州政治共同体」を作り、結束を強める必要性を訴えた。
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